3点チャージ投資法は新興市場でも勝てる!? 本文へジャンプ
新興市場の3点チャージ投資は、極めて「ハイリスク&ハイリターン」。
参戦するには、大きなリスクの理解が必要です。

分析候補は、低乖離ランキング20銘柄(7月8日)
パフォーマンスの分析対象として、まず、7月8日終値で、
新興市場全銘柄から、乖離率が低い20銘柄をピックップしました。

■新興市場の低乖離ランキング20(2016/7/08)

※新興市場全銘柄を分析できる「3点チャージAFスーパーJQ」は、
分析後、低乖離順に300銘柄を表示することができます。
※ホームページでは週末、新興市場の「低カイリ・ランキング20」を掲載しています。

すでに3点チャージ済みは9銘柄
上記のような低カイリ銘柄は、直近、すでに3点チャージした可能性が高いです。調べると、20銘柄中9銘柄が、6月に3点チャージしていました。
なお、前回の3点チャージから、10取引日経過していないと、連続チャージとなり、見送りが原則です。7月8日時点で、9銘柄中7銘柄が、連続チャージの対象となっていました。


パフォーマンス計算の締めは、あえて、相場軟調の7月8日
6月に3点チャージした9銘柄のパフォーマンスが、下記の表です。
市場別に見ると、東証2部が2銘柄、JASDAQが3銘柄、マザーズが4銘柄。
なお、3点チャージの日はバラバラですが、パフォーマンス計算の締めは、全銘柄が7月8日(金)です。したがって、投資期間は一律ではないので、投資期間が短く、パフォーマンス計算が不利となる銘柄もあります。
また、7月8日は、それまで日経平均が4日続落、1万5000円割れ寸前で、相場は、非常に軟調な状態でした。
ちなみに、11日(月)から、日経平均は5連騰、1万6500円まで上昇します。
但し、相場軟調、不利な状況の中で、3点チャージ投資法がどの程度のパフォーマンスを獲得できるかを調べるため、あえて、7月8日を計算の締めとしました。

※市場の、M=マザーズ、J=JASDAQ、2=東証2部

新興市場の効果的な目標利益率は「10%〜15%」
6月に3点チャージした新興市場9銘柄のパフォーマンスを見ると、
利益率5%では9戦9勝、勝率100%、
利益率10%では9戦8勝、勝率89%、
利益率15%では9戦7勝、勝率78%、
利益率20%では9戦4勝、勝率44%、
さらに、
利益率25%では9戦3勝、勝率33%、
利益率30%では9戦2勝、勝率22%

パフォーマンスはかなりいいです。
この調子で行けるなら、効果的な目標利益率は「10%〜15%」です。
さすがに、値動きが激しい新興市場だけに、
東証1部よりも、大きなリターンが期待できます。
但し、次項で説明のように、新興市場の投資はリスクも同様に大きいです。

3点チャージから3日で株価1.3倍、1週間で買値より30%下落
下記の表は、3点チャージして、高値を付けた後、どの程度、買値から値下がりをしたかをみたものです。
投資期間が短いにもかかわらず、大きく値下がりしている銘柄があります。
例えば、アンジェスMG(マザーズ)は、6月14日に435円で3点チャージ、
6月17日に高値580円(最大利益率+33.3%)があり、
さらに、6月24日には安値306円まで急降下しました。
つまり、3点チャージして、僅か3日で株価が1.3倍に暴騰しましたが、
その後、1週間で買値より30%も急落しています。東証1部では考えられない、とんでもない値動きです。
このように、いくら暴騰しても、うまく売り抜けないと、
大きな損失が発生する危険性があります。
新興市場の3点チャージ投資は、リバウンド後に、素早く売り抜けるかどうかに、投資の成否がかかっています。
新興市場へ参戦する場合、この「ハイリスク&ハイリターン」を必ず理解して下さい。


新興市場銘柄の3点チャージ分析は、どのように?
3点チャージAFスーパーJQ
新興市場(JASDAQ、マザーズ、東証2部)全銘柄が登録済み。分析後、低カイリ順に300銘柄を表示するので、3点チャージの可能性が高い銘柄を調べるのに便利。
3点チャージAFスーパーJQ

3点チャージAF150
任意銘柄を登録する分析ソフトです。
新興市場の低カイリ銘柄を捜すには、ネット証券が提供する「スクリーニング」を利用すると便利です。
例えば、SBI証券の場合、スクリーニング(銘柄条件検索)画面で、市場や乖離率などの条件を設定すると、下記図のように、低カイリ銘柄が一覧表示されます。
これらの銘柄を、3点チャージAF150に登録すると、新興市場の低カイリ銘柄の分析がスタートできます。

3点チャージAF150

S会員
「3点チャージAFスーパーTキット」「3点チャージAF150キット」を購入すると、セットで「S会員」が付いています。
S会員には、週末、低カイリの注目銘柄(10〜15銘柄)を登録した、ミニ分析ソフト「3点チャージSQ」が配信されます。この注目銘柄の中に、新興市場の銘柄が入っていることがあります。
また、月1〜2回、特別配信する、「3点チャージ・低カイリ100(150)」に、新興市場銘柄が50〜100銘柄ほど登録されています。
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